【オススメ】宗教改革から500周年 もう一つの重要な舞台となったスイス

みなさん、こんにちは。
コラム担当のユーキです。

本日はキリスト教とスイスの関わりについて
大変興味深い記事がSwissinfoに掲載されていたのでご紹介します。🇨🇭⛪️
のが少し大変ですが、オススメです🌟

元記事はこちら
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ng>宗教改革から500周年宗教改革 もう一つの重要な舞台となったスイス2017年はマルティン・ルターが行なった宗教改革から丁度500年の節目を迎えます。 当時のヨーロッパでは、”買うだけで罪が許される”とうたった、「免罪符」というものがカトリックにより販売されていました。このように、お金にまみれ堕落し切ったカトリックに対して、ルターはドイツのヴィッテンベルクで”抗議”(プロテスト)を行いました。”信仰はお金で買うものでなく、今一度聖書の福音に立ち返ろう!”このように抗議したものが「95か条の論題」でした。また、世界初のコピー機であるグーテンベルクの活版印刷機の登場もあり、ルターの教えはみるみるうちにヨーロッパ全土へ広がりました。

そうして、このように”抗議する人”を”プロテスタント”と呼ぶようになりました。

ターによる福音主義、プロテスタントは誕生したのでした。

そして同じようにしてスイスにも宗教改革の波が押し寄せるのでした。 そして、当時の改革から脱げるようにして多くの移民がドイツとフランスから流入した事が書かれています。このようにしてスイスにドイツ語圏とフランス語圏が形成されました。ここで大変興味深い事は、当時のスイスに多くのプロテスタント教徒が居たという事実です。国民の過半数がプロテスタントであり、一時的ではあるもののスイスはプロテスタント教国でした。

スイスでの宗教改革を担ったのは、ツィングリでした。

彼はフランス人弁護士でもあったカルバンと共にジュネーブで改革を進めました。このようにして”カルバン派”を形成したジュネーブは”プロテスタントのローマ”として呼ばれるようになりました。

また、本記事の中では”経済とキリスト教”についても言及しています。 マックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」に見るように如何にキリスト教と経済に関わりがあるかを述べています。

彼は本書の中で経済とキリスト教の関わりについて紐解こうとしました。

当時のカトリックでは禁欲主義でお金を稼ぐ事は良しとされていませんでした。

その一方で、お金儲けに寛容的であったユグノーやカルバン派は広く商人に受け入れられました。

”を意味する「Beruf(ベルーフ)」という言葉には”使命”という意味があり、

らえられた仕事に使命を果たす。”俗世の贅沢や快楽に富を費やすのではなく、事業に再投資する限り蓄財は許容されると考えられていました。

このようにビジネスに寛容的であったプロテスタントが経済の基礎を造ったとウェーバーは考察しています。イタリアのメディチ家(”薬”medicen の語源)やドイツのフッガー家がカトリックであるという事実もあるのですが。

いずれにせよ、キリスト教には経済に深い関わりがあったのでした。

そして、イギリスでは英国国教会の弾圧から逃れ、新天地を求めたピューリタンの一派がアメリカへ渡りました。

”ピルグリム・ファーザーズです。そしてアメリカはその歴史が始まって以来ずっとプロテスタントと共にあります。

このうようにして、ルターの宗教開改革がなければ今は大きく変わっていたでしょう。

らも存在しなかったかもしれません。現在でもアメリカ人の多くはドイツ系とフランス系です。



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仲人 / 結婚プロデューサー。 "婿養子婚"・"DNA婚活"を提唱。 結婚を通じて良い社会を作りたい。 ”失敗しない結婚作り”を目指します! ■出演メディア BBC(英国放送) / ロイター通信 / Arte (アルテ) / France24 / NHK WORLD