先日、70代の方が面接にお越しになりました。
最初は娘さんの結婚のご相談でしたが、何故か急にご自分の結婚の話しに変わってしまいました。
実は娘さんがバツイチで、現在では精神の病にかかってしまいどうにも出来ない状態にいました。
娘さんは既に40歳
とても明るく前向きな普通の女性だったと言います。
では何故その様な悲惨な人生に変わってしまったのでしょうか？
それは彼女がかなり若い21歳の時にお見合いをしたそうですが、その仲人にお金持ちの男性で一回り離れた名家を紹介されたそうです。
親としてはそんな良い話しなど無い、、、と
感じて娘さんは親に従い、仲人に従い結婚したのです。しかし結婚してからはその家庭の中で虐待にあい続けて離婚に至りました。
下痢が止まらない薬を飲み物に入れられたり、ありとあらゆる信じられない悲しい体験をしてしまったのです。
私はいつも会員さんに言っていますが、やはり人は条件が良いから結婚が幸せをもたらす訳では無いのです。
彼女の様に虐待の中で我慢し、精神が壊れてしまい今では精神の病院に入退院を繰り返しいます。私と早く会っていれば助けられたかもしれません。
離婚直後、いや、その前に出会えていれば何とか支えられたかも知れなかったのです。
残念で仕方有りません。
彼女の離婚から親、兄弟までもが人生が変わりました。暴れる彼女を押さえつけ、彼女を何とかしなければならない状態です。
虐待は人を殺してしまいます。
お金持ちだから幸せになれないのです。
やはり家族の愛が一番大切です。
新しい家庭の中でたった一人でも彼女を愛してあげる人がいたとしたならば、彼女はまだ生きていたと思います。
生きるとは愛です。
彼女のお母様は苦しさ余り自分が結婚で逃げようとしましたが、丁寧にご入会をお断りしました。
結婚は逃げる場所ではありません。
私は紹介者の責任をいつも考えます。
私も仲人だからこの恐ろしさを良く理解してきたからです。だから、だから誰でもかれでも紹介させないのはその為です。
仲人は人の人生を触ります。
だから責任が伴うと思います。
皆さんが今お付き合いしている人がいたならば私が見てあげますよ。病院でいうセカンドオピニオン的に。
人生が大きく変わる結婚。
まだまだ使命があります。
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《※こちらはブログに書いても良い許可を頂いて掲載しています。》
最後に、私は悪質な結婚を減らして、結婚で世を幸せにしたいと願っています。
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